Aglaia
アグレイア
エフェメラの“The Book of The Salmon”の中で最も気品に溢れた3つのフライを
Three graces(スリーグレイセス)と呼びます。
アグレイアはそのうちの一つです。
当時の同時代人であるブラッカーよりもエレガントなラインで構成されるエフェメラのフライの中で
この特徴が一際目立つのもこのスリーグレイセスです。
アグレイアは決して派手な色彩を持つ訳ではなく、むしろ地味なマテリアルで構成されているフライだ。
しかし、気品漂う姿に見えるのはマテリアルの持つ特徴を最大限に引き出し、
必要最小限の素材で作られているからだろうか。
作る時に特に気をつけたいのはシルバーのボディの仕上げ。
ウイングを含む素材の中で一番明るく目立つので、視線を引き付けやすい部分です。
滑らかにティンセルを巻くためには下地を白のフロスで平らにしてから巻きます。
どのフライを作る時にもそうですが、そのフライの一番目立つ部分、いわばハイライトの部分に気を遣って仕上げます。
材料の少ないフライほど、この意識一つで仕上がりが変わってきます。
Hook:No.7
Tag:Gold with black herl butt
Tail:A topping with a few fibers of woodduck
Body:Silver tinsel ribbed with gold twist
Hackles:Thin and short black hackle, and teal hackle at shoulder
Wings:Two toppings, bustard, cream-coloured turky and wood duck feathers
Head:Black ostrich
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2016-06-26 14:20
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