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2019 創作作品


Euphrosyne

Euphrosyne

e-euphrosyne.JPG

ユーロジン

エフェメラのスリーグレイセス、2番目はユーロジン。

女神の名前を戴くこのフライはシャンクが細長いフックに巻く事を指定されている。

ドラゴンフライのフォルムをより細長く強調するようなフォルムはエフェメラのフライの特徴とも言える。

色彩はテールとウイング最上部のトッピング以外に極端に明るい部分はなくダークトーンでまとめられている。

特に、注目すべき点はボディが一番暗い色で巻かれていること。

フライの大部分はボディから周囲にかけて色合いは暗くなっていくのに対して、このユーロジンは逆のグラデーションを持っている。

さらに、ブラックホールの中に小さな宝石が散りばめられたような輝きを放つピーコックハールを使用することによって

そのコントラストの中のきらめきを効果的に演出している。

瀟洒なフォルムと気品あふれる色彩は輪郭もボディも滑らかに仕上げることが絶対条件です。

ピーコックハールのボディを巻く時には下地もきちんと平らにしておかないと、後から巻かれるゴールドティンセルが平らにならないので雑な巻き方が露呈してしまう。

また、ピーコックハールはウイングに使用する時と同様に弱い素材なので、このようにティンセルを巻くことで魚の歯から守ることが出来る。

Hook:Long shank fine wire
Tag:Gold twist and orange floss
Tail:Two toppings
Body:Bronze herl ribbed with gold tinsel and short fibred claret
Throat:Claret
Wings:Long, delicate and super-incumbent, and of brown argus pheasant tail feathers, golden pheasant tail and long topping
Cheeks:Short pieces of pheasant tail feather
Head:Green peacock herl

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