Thalia
タリア
エフェメラのスリーグレイセスの最後はタリア。
3本のフライの中で最も華やかで明るい雰囲気を持つフライである。
このフライもEuphrosyneと同じく、細身のロングシャンクフックに巻かれ、エフェメラのフライの特徴を際立てている。
タリアのメインウイングにはアーガスフェザントのテールが使用されている。
アーガスはそのファイバーが先端から根元まで太さがあまり変わらないため、大きなフライのウイングとして使用した時にヘッドをスッキリと結びやすい。
ブラッカーやエフェメラの時代のサーモンフライにはアーガスが多用されているのはこんな理由があるからかもしれない。
このフライのボディはシルクフロスなので、前出の2つのフライよりも巻きやすい。
しかし、下巻きのスレッドにはコブラーワックスをかけないでおくのをお勧めする。
理由は明るい色のシルクフロスは暑い季節を経て数年たった時、下のワックスが溶けて滲みでた色が影響する可能性があるからです。
上品さと気品を備えたスリーグレイセス、
サーモンフライとしては決して多いとは言えないマテリアルで構成されたこのフライたちはこれを考えた人たちの性格までも象徴しているようだ。
Hook:Long shank fine wire
Tag:Gold twist and blue floss
Tail:A topping
Butt:Black herl
Body:Orange floss ribbed with gold tinsel and orange hackle
Throat:Cock of the rock, blue jay over
Wings:Two toppings, brown argus pheasant tail, and bustard
Cheeks:Blue kingfisher
Feelers:Blue and yellow macaw
Head:Black
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2016-06-30 13:56
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