Blue Palmer Irish
ブルーパーマーアイリッシュ
アイルランド起源のフライで、ボディのブルージェイが美しい。
このフライはT.E.Pryce-Tannattの著作“How to Dress Salmon Flies”に登場するパターン。
タナットもハーディーと同じく20世紀に生きた達人です。
このころになると豪華なフライは衰退し始め、簡素なパターンがサーモンフィッシングの主流になっていた。
タナットはこの流れの中、豪華なフライに再びスポットを当てた。
彼のフライの特徴はボディに低く結ばれた緊張感のあるウイングのフォルム。
豪華なフライが紹介されている著作はその著者がドレッサーに作り方を任せてしまう事が多い。
マテリアルと記述を読み、どのようにウイングを組み上げるのかが腕の見せ所と言うわけだ。
それは熟練したドレッサーには非常に濃密な時間となるが、初心者には難解なパズルに挑むようなもの。
苦労して作り上げても著者が期待したフライに辿り着くのは至難の業である。
しかし、タナットの著作は丁寧に解りやすく、解説されていて、ドレッサーが迷う事は無い。
クラシックサーモンフライを志す人はこの著作から入るのが近道であることは間違いない。
Hook:1/0 to 3/0
Tag:Gold tinsel
Tail:A Topping and tippet in strands
Butt:Black herl
Body:Deep blue floss
Ribs:Oval gold tinsel
Hackle:Jay
Throat:Jay
Wings:Mixed- tippet in strands; married strands of scarlet, blue, yellow, and orange swan, florican, bustard, golden pheasant tail;
married narrow strips of teal and barred summer duck; strips of brown mallard over.
Horns:Blue and yellow macaw
Head:Black herl
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2015-09-28 15:06
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